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●第一章 ノングレアガラス(無反射ガラス)を使用する前に

 

「ノングレアガラス」「ナングレアガラス」「無反射ガラス」などなど、一度はお聞きになられたことがあるかと思います。
そうです、表面が磨りガラス状になったガラス板ですが、
呼称はどれも正確ではない・・・らしいと言うのが私の見解。
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ノングレアガラスのnonは、フランス語の否定を意味するnonに、

英語の眩しいを意味するglaraを合せた造語のようです。

日本人の得意とする和製英語(笑)

 

また、ナングレアガラスと言われる方もいらっしゃいますが、このナンはフランス語を気取って発音したのではないかと思っています。

筆者の私もナングレアガラスと言っていました(笑)。

 

さらにさらに無反射ガラスなる呼称も良く聞きます。

しかし、無反射ガラスも実際には反射します。

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普通の透明なガラスと比べ反射率が低いと言うのが本来の製品特徴です。

ですので、低反射率ガラスより無反射ガラスと書いた方が製品に「艶がつく」と考え意図的に名付けられたと思っています。

あくまでも私の推測の域を出ませんが・・・。

 

製品特徴を商品名にするのであれば、「Low Reflection Glass」、

もしくは「低反射ガラス」と思われますが、そこはアバウトでいきましょう(笑)

 

 

では、このノングレアガラス(無反射ガラス)とはどのような時に使うのかと言えば、

やはり複写使用が多いのではないかと思います。

例えば、昔の紙焼き写真や書籍、パンフレットなどをデジタル化し収納スペースを広げたいなどや、メールに添付して配りたいなども考えられます。

写真/雑誌

 

しかし、そこで以下のような文言が頭をよぎります。

 

「ん?今は家庭用プリンターにもスキャナー機能がついているのに?」

 

と思いますよね。

ただ、プリンターのスキャナー機能を取っ付きにくく思われている方も多いと思いますし、スキャナーベット部に収まりきらない被写体もあるのも事実。プリンターでスキャニングもデジカメで撮影もデジタル化と言う意味では同じ作業ですから「手っ取り早く身近なデジカメで撮影してしまえ!」となる訳です。

スキャナー

 

ただし、複写をおこなう際には簡単な注意点があります。

それは「被写体の平面性確保」です。

 

反り返り

そんなの簡単!「四隅をテープで留めれば」と思うかもしれませんが、言うは易く行うは難し。

四隅も大事な想い出ですので奇麗に残してあげましょう。

また書籍、雑誌のようなものはどんなに強くテープで引っぱり貼っても物理的に平面にするのは難しいです。

またそれが仮に100万円もする貴重な歴史書だったらどうしますか!?

テープを剥がす際に、書籍を破損させてしまう可能性も考えられます。

四隅テープ ハガレタ

そんな時重宝するのが、ノングレアガラス(無反射ガラス)。

「え!普通のガラスじゃダメなの?」と思われる方もいるかと思いますが

普通のガラスで「も」構いません。あくまでも「も」です。

「え!じゃぁなんでわざわざノングレアガラス(無反射ガラス)を使うの!?」

と食い下がりたくなるのも人情(笑)

なぜかと言えば、撮影が楽になるからです。

・・・次回に続く

 

ヒッポ写真事務所・風間大輔 /著

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