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第6章最終章/ノングレアガラス(無反射ガラス)の補修・リサイズ

 

ノングレアガラス(無反射ガラス)は非常に割れやすい商品です。

 

長い間使用していますと、ヒビ、欠け、割れが発生するのが常です。

 

このような時はケガ予防や、ヒビの進行を抑えるためもすぐにセロテープでひび割れ箇所を補修しさらなるヒビの進行を食い止めしょう。

 

なおテープはヒビ両面に貼ることもポイントです。これによりひび割れた部分の強度が増しガラス全体の一体感がでます。

 

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また特に気をつけないといけないのが「欠け」です。

というのも、この欠けは非常に鋭利な部分を作り出し危険です。

 

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そこでココからは上級者向けとなりますが、

怪我をする前にガラスを切り「リサイズ」していきましょう。

 

使用する道具はガラスカッターです。

 

先端の歯の部分がチップ式とローラー式があるようですが、

チップ式は使用法が難しいようなのでローラー式を使用します。

 

600円〜程からありますので探してみてください。

カッターと言うネーミングから普段紙などを切るカッターを想像しますが、これはガラス表面に「キズ(溝)をつける」だけです。

ガラス表面にキズ(溝)を付け、そのキズに沿ってガラスを「折る」仕組みです。

またキズを入れる際には力をいれる必要はなく「ス〜っ」と引くだけでOKです。

音的には「じ〜〜〜〜」と言う感じでしょうか。

 

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ちなみにこのカッターは、付属のスポイトで内部にミシンオイルを入れ使用することを推奨していますが、あいにく持ち合わせていなかったため今回は灯油を使います。

 

しかしみなさんは推奨オイルを使用してください。

また今回使用のカッターは金色の持ち手部分が金属でできており中のオイルが見えません。

この部分がスケルトンになっている商品もあり個人的には中のオイル量が目視できるスケルトンをお勧めします。

 

 

さぁ、ここからが「肝」です。

 

折り取る作業です。

 

キズ入れた後、お菓子のキットカットのように「手」でパッキと折り取ることも可能ですが「言うは易く、行うは難し」でビギナーにはキットカットのようにはいきません。
そうなると次に何が起こるかと言いますと、カッターを力強くガラスに押しあて何往復も走らせ必死に溝を深くしようと行動します。

 

しかしこれは負のスパイラルで、ドンドンドンドン失敗し、ガラスがドンドンドンドン小さくなっていき、最後には面倒くさくなって「セロテープでいいや」とナゲヤリになります(笑)

 

そこで、お勧めするのが「トントン法」です。

 

まず、キズをいれます。何往復もしません(笑)、上から下に一回です。

キズを付けたら、その反対面をカッターの硬いキャップ部分を利用し「トントントントン」キズに沿ってまんべんなく叩いていきます。

 

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(上の写真は、キズの位置がわかりやすいようキズの上をマジックで線を付けています)

 

すると、キズを付けた部分が「メキ、メキ、メキ」っとキズが深くなっていくのが目視でき、叩く音も高く澄んだ音から鈍い音に変わっていくのも聞き取れます。こうなれば、勝ったも同然です(笑)
キズが深くなっていくサインですが、最初に付けた細く白いキズがトントンするうちに濃く太くなっていきます。

 

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そしてこうなってから初めて手で折り取れば良いのです。

 

この方法がビギナーにとって一番失敗が少なくガラス切りを嫌いにならない最善の策だと自負しております。

 

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また、折り取った部分は鋭利になっておりますが、第2回でご紹介しましたようにエッジ部分をセロテープで貼付けておけば安心かと思います。

 

さらなる安全のためには、この部分を市販されていますガラス用のヤスリを使用し側面を慣らしてからセロテープを貼ると良いでしょう。

 

 

 

・・・次回の企画に続く

 

 

ヒッポ写真事務所・風間大輔 /著

 

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