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第3章

「拡散光の作り方」

こんにちは。

今回は具体的な拡散光の作り方を見ていきましょう。

まずはライト直射の画像を見ていただきましょう。

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いかがですか。

これで納得できますか。

陰影がきつく影がクッキリ。

多くの方は、

「いやぁ〜、これじゃまずいな〜」

と思われるのではないでしょうか。

 

 

そこでディフューズの登場です

と言うことで、被写体に拡散光を(ディフューズ光)照射する方法を見ていきいましょう。

大方次の3つが考えられます。

 

⑴ トレーシングペーパーなどを使用する
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 → ビニール(アキレスフィルム・梨子地)
 → トレーシングペーパー
 → アートレ

堀内カラー トレペ  BD半透明プラスチックロール 1.32X5.4m

 

 

⑵ パラソルを使用する
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 PROPET プロペット パラソル PK-105 [撮影機材]

 

⑶ レフ板などにバウンスさせる
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⑷ ソフトボックスを使用する

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SUNDISC [Approach Design Studio 社] 円形ソフトボックス 折りたたみ 直径60cm リバーシブル シルバー/ゴールド

 

 

以上この4つが主なディフューズ光の作り方ではないでしょうか。

これら写真から「なんとなぁ〜く拡散された柔らかい光ができそうだなぁ〜」

とイメージはできるかと思いますが・・・。

 

 

ではではそのディフューズの代表、トレペから見ていきましょう。

これは名前の通り「トレーシングペーパー」のことを指しますが、

紙ではなくビニールやプラスティック状の物も含め総称でトレペと呼んだりもしますが、

 

現場での使い分けとしては紙製をトレペ

プラスティック製は商品名の一部であるアートレ

アキレスフィルムなどの柔軟性があるディフューザーは「ビニール」などと呼ばれています。

 

これらはどれも半透明な乳白色をしておりますが、それぞれに固有の透明度があり、

写真からもの透明度、乳白度、透け具合の違いがわかるかと思います。

 

この透明度の違いは個体固有のものですのであまり気になされなくても良いかと思いますが、その透明度により拡散光の光質が変わります。

 

透明に近ければ当然あまり光を拡散せずに硬い光となり不透明度、

乳白度合いが上がればそれだけ拡散した柔らかい光となります。

 

サランラップとスーパーのレジ袋でそれぞれ光をディフューズした場面を想像してみてください。

どちらが硬い光で、どちらが拡散された柔らかい光になるか簡単にイメージできるかと思います。

 

ではでは、そもそも乳白素材を使用する意味とはなんでしょうか。

これを簡単な方法でお解りいただくには、次のような実験で明快にお解りになるかと思います。

 

 天気のいい日に、レースのカーテン(白)を閉める。

 

これだけです(笑)

 

部屋の中が柔らく明るくなりませんでしたか。

柔らかくとは影や陰影が少なくなった状態です。

ディフューズもこれと同じ原理です。

 

レースのカーテンで太陽光をディフューズすることにより光が四方八方に拡散し影や陰影が少なくなったのです。

(*仮に赤や黄色のレースですと部屋の中もほんのり赤っぽく、もしくは黄色ぽく色かぶりした状態となります)

 

その効果は前回第4回2章でご紹介しましたレースのカーテンをイメージしていただければ良いかと思います。

(太陽光をディフューズすることによるトレペの擬似再現)

 

太陽光直 ↓

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レースのカーテンでディフューズ ↓

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それではその使い方ですが、

ディフューザーアームなどで固定し重力に任せ垂らして使用するのが多いと思います。

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また、パーマセルテープなどで直接ライトのリフレクターに貼り付け使用することもあります。

(リフレクター部分は高温になりますので注意してください)

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その多種多様なトレペですが、

トレーシングペーパー(紙製)は汎用品として多方面で活躍できます。

値段もお手頃でサイズも多く一番身近なディフューザーではないでしょうか。

 

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アートレは写り込みの強い被写体、陶器や美術品での使用が多いでしょうか。

と言いますのも紙製のトレペは素材が紙のためその粒子、目が写り込んでしまいますが

アートレ、もしくはプラスチック製のディフューザーのためそれがありません。

 

 

●トレーシングペーパー↓ / 紙の目が写り込みます

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●アートレ↓ / フィルムのため目が写り込まずなめらか

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のビニール(アキレスフィルム・梨子地)は、乳白度は低くなりますが柔軟性があることから窓ガラスに直接貼ったり、

フラッグなどに貼り付ける際などにも非常に扱いやすい性質を持ちます。主に映像業界での使用頻度が多いようですが若干値がはるのが難点です。

 

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このように、ディフューズした拡散光を照射することにより陰影が減り被写体 が優しい表情になったり、

ハイライトが綺麗に「す~っ」とはいったりするプラス効果を生み出します。

 

ではこのトレペこれ以外に良いところはないのでしょうか。

 

実は実はまだあります↓

その1:ライトとトレペの距離を自由に調整できる

(ライト直付けでは物理的にトレペとライトの2点間距離は調整できません)
その2:値段も手軽で持ち運びが楽な点

 

特に重要なのは「その1」、位置関係を自由に調整できることです。

 

ここで問題です!

これが意味する最大!の特徴とは何でしょうか。

① 光質を自由に変更、調整できる

② トレペが燃えるのを防ぐことができる

③ ライトが倒れて被写体にぶつからないように距離を保てる

 

 

答えは①です。

距離の調節により光質(柔硬)を調整できる点です。

 

硬いライトが欲しい時は、トレペに近づけ

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柔らかくしたいい時は離す

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商品の質感を出したい時は、
「ライトをトレペに近づけ硬いライト」で。

 

陰影を少なくして全体の商品像をくまなく見せたい時には
「トレペから離して陰影を少なくして柔らかいライト」で。

 

この柔軟さ、応用力がトレペにはあります。

次回は、パラソルをご紹介します。

 

 

・・・次回に続く

ヒッポ写真事務所・風間大輔 /著

 

 

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